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10月15日
Cornelius 『Drop』(2001 / Trattoria)
ごめんなさい。小山田君やっぱり最高。またしてもやられちゃった。
しかもサンプリングの世界に。
この曲に対する僕のイメージは水銀。何かがときめく。キラリ。
水が音に共鳴してるの?音が水に?とにかく世界に閉じこめられる。
でもそこは明るい世界。
こんなにシンプルな音なのにこのおもしろさ。彼ならではの表現に素直によろめく。
こんな曲聴いちゃったらアルバムに期待しないわけがない。期待するなというのが無理。
曲の長さなんて全然感じないし、むしろその空白も心地よかったりして。
2001.10.23 text by カズキ
SCD
Capitol K 『City/Soundwaves』(2001 / Xl)
こんないいバンドをμziqは手放しちゃったの?
今回、XL契約によりCapitol Kの新作披露となりました。
音の方はというと、A面はIsland Rowに収録されていた曲のカットなので言葉はありませんが、期待していたタイトル「Soundwaves」にはちょっと期待しすぎて消沈。
今までのいい意味で的をはずすような展開は無い仕上がりでした。しかし同じタイトルのRemix EPが出たのでそちらに期待。
2001.10.23 text by カズキ
10"
10月15日
Spiritualized 『Let It Come Down』(2001 / BMG)
ただただ、脱帽する部分が多くて、さらなる宇宙を楽しむために作られた楽曲「宇宙遊泳2」とでも名付けたいくらい。 ジェイソン以外のメンバーって全く分からないけど、このアルバム後半の浮遊へのベクトルのみ、道が開けている様は、なんなんでしょう。
こういう感じ、前にも感じたよ、VERVEで。そう「URBAN HYMNS」で。苦手?いや、弱いんだよね。こういう壮大なんだけどなんか優しいのって。
もう彼の奥義としか言いようがないね。 手を大袈裟なくらい広げて元気玉でも集めるような、そんな気分。 気分だけじゃなくて本当に優しい気持ちになれて元気になれて。
でもね、良すぎてなんかアルバムとしては何か足りないような気がしてならない。
全編のほとんどがクライマックスで、どこで感動して良いのやら。
最高だけど最高じゃない、心の中で2つの気持ちがキレイに別れちゃっています。
でも今後のTOURが本当に楽しみです。
ちなみに限定CDの方はとっても特殊な仕様となっているみたいなのでファンはこっちもゲットしなきゃね。あと通常盤には限定に入ってないボーナストラックなり(笑)
2001.10.15 text by カズキ
LP
Arab Strap 『Here We Go』(1998 / Chemikal Underground)
98年にリリースされたシングルです。タイトル曲はアルバム「Philophobia」からのカット。なんてことない曲なんだけど僕の始めて買ったarab strapの名盤。
あるLIVE音源で中盤に「here we go」を演奏しているのですが流れ的にもめちゃくちゃ格好良くて、そんな感情も依存し、今までで一番好きな曲の一つです。
切にLIVEを体験したいと願っております。いつ関西には来てくれるんだろうか・・・。
また、B面には「Trippy」という曲が収録されていますが、徐々に感じ取れるスペーシーな音とともに、曲の中盤にかけてピッチも上がっていき、かなりやばい方向へと展開していきます。最後には完璧に宇宙ライクで。うーん、確かにTrippy。
でもそれで終わらないのがやっぱり彼ら。それは聴いてのお楽しみ。
でもどちらかというとこっちの曲の方が好きな人多いかも。ぽくないけどね。
とにかくこの名盤を聴いて欲しい。
2001.10.15 text by カズキ
10"
Magoo 『Realist Week』(2001 / Global Warming)
昔「このバンドはもっといいはずなのに・・・」と思っていた。
そしてすっかり忘れていたバンド。Magoo。
どこのレコ屋も似たようなアーティストをベストに挙げて騒いでるけど、彼らを忘れてやしないか? こんな傑作アルバムを忘れるなんて。ひょっとして聴いてないとか。 それとも聴かずして、前作2枚のアルバムの評価に従っている?
そこまで言いたくなるほど盛り上がっていない今回の新譜、かなり面白いのに。
今まで出した2枚のアルバムの良い部分を残しつつも、こうして今の時代に合わせたスタイルに仕上げてくるところには一度聴いて、正直驚いた。
なにか半端に思っていた音も格好良く、曲によってはあの甲高いボーカルが優しく包み込んでくれる。 とにかく様々な音を自分の音にして帰ってきた。確実に進化している。
Magooはやっぱり良いバンド。そう思えることを確信できるアルバムですよ。
2001.10.15 text by カズキ
LP
Four Tet 『Pause』(2001 / Domino)
最近、恐ろしい人が現れてやまないジャンルのひとつであるエレクトロニカ。
Kieran Hebdenもそんな一人。Frigeのメンバーである彼のソロプロジェクトなんですが、21歳という若さでこんなアルバムを生み出してしまった。生音をこんなに多彩に操り、ジャンルの壁をクロスオーバーしてゆく。 彼の頭の中はいったいどうなっているのだか。
今後注目しない手は無いでしょう。いやはや、末恐ろしい。
2001.10.15 text by カズキ
LP
Manitoba 『Start Breaking My Heart』(2001 / Leaf)
実はまだ若干22歳というDan SnaithによるMANITOBAの1st Album。 もう一つの顔として、この若さで博士号を持っているなんとも末恐ろしいお方・・・FOUR TETといい(笑)
彼は、数学を専攻しているだけあって、音の使い方に幾何学的で複雑。
でも複雑だけではただ面白いだけで終わってしまう。 多分Dan Snaithは天才。その天性的な表現力に脱帽してしまう。
一見、複雑な音の絡みに聞こえる音は、滑らかな音と選ばれたビートのもとで組み立てられ、更にジャズの影響を香料に仕上げてゆく。 かと思えば、Squarepusherを思わせるクレイジーなエレクトロノイズ。 この独特な表現は彼のセンスとしか言いようがない。
僕のお薦めはの先行シングルで限定1000枚でリリースしていた「People Eating Fruit」。 1曲1曲変化自在なアルバム、そう彼のおもちゃ箱を是非買ってみてください。損はしません。
2001.10.15 text by カズキ
LP