review (2001.11) >> back

11月27日
Hood 『Cold House』(2001 / Domino)
前回のアルバムとの間に出たシングル「Home Is Where It Hurts」を聞いてからのこの作品。正直期待はしてなかった。でもほんと驚きを隠せない想像以上の傑作。
Hoodを追いかけ続けて良かったと思えるこのアルバムの出来の良さ。
僕の中での今年のベスト3枠に入ること間違いなしと断言します。
そりゃタイムボムでも「誰か気づいてくれ!」と書くのが分かります。ほんと(笑)実際、Hoodの歴史は長いからね。もっと有名になっていてもおかしくないもんね。
初期のHoodがエレクトロニカ調であったのに対して前作、前々作あたりはドローン系でした。僕が彼らを知りよく聴いていたのは後者の方。
そして今作。「Cold House」で彼らがやってのけた事は、足し算だっただけ。かと言って今までにやらなかった事を試してみるなど、大袈裟なことをするわけでなく、余分な部分を削り取り、今までのHoodの素晴らしい部分を繋いでみる。その結果、ボーカルありの曲も多く、エレクトロニカな音も多彩にこなしている。ノイズも心地よい。
全部ひとつひとつ紹介したいけど、単純に全部通して聴き続けてと、それだけです。
強いて言うなら、5曲目「The Winter Hit Hard」の冒頭から耳を軽く叩くノイズ、中盤にかけての音と声の波長の合いすぎる覚醒感がたまりません。全編通してほんとドキドキしちゃいます。CDでは分かんないけど、LPではA面の最後にエンドレスに卓球の打ち合いのような音が(笑)
これで確実Hoodは爆発すると思う。
2001.11.27 text by カズキ
LP
Mogwai 『My Father My King』(2001 / Rock Action)
どの顔のMogwaiが好きかでも賛否はいろいろだと思うけど、間違いなく「Mogwai Fear Satan」に引けを取らないスペクタル!この曲の構想を、この序章を、どんな頭で打ち立てるのか?
爆音で聴くと、震えそうなほど恐ろしく感に服する。
その曲こそ「My Father My King」。Jewish Hymn、Liveのセットリストではいつもこうクレジットされていた曲でもあります。
今まで観た3度のMogwaiのLiveのオーラスで常に圧倒されてきました。
言葉に表現しきれない音の芸術が、頭をよぎるというより切り裂いていく。
とにかくこの大作を聴いて欲しい、ヘッドフォンで20分たっぷりと。
アルビニにもありがとう。イベントでかけたい♪
2001.121.27 text by カズキ
12"
Capitol K 『City Remix』(2001 / Xl)
前回紹介した「City/Soundwaves」のremix盤。
期待通りのZongaminとU-ZiqによるMIX。限定500枚。
でもオリジナルの方がいいかな?
で、Capitol Kに期待する音とはやや異なるかな?
でもこれからも期待せずには・・・。
2001.11.27 text by カズキ
12"
Ooberman 『Running Girl』(2001 / Rotodisc Recs)
Guitar Popファンにはお馴染みのOoberman。しばらくシングルは買ってなかったんだけど今回のは面白い!今までのイメージとはまた違った一面を見せています。
このバンド、一癖ありそう。
BetabandとSfaのいいとこを足したようなこのニュアンスといい、不思議な曲進行は、ギターポップ好き以外にも是非聴いて欲しいと思います。
あとこの曲、歌詞が面白いですね。
映画で「ランローララン」ってあったけどなんか雰囲気がそれっぽい。タイトル通りどんな彼女であろうと事実、彼女は走り続ける。「But She Runs」のButでどうしても笑っちゃいます。B面にはremix収録されていますがあんまりパッとしなかった。
とにかくOobermanにはいろんなジャンルに挑戦してもらいたいし、走り続けて欲しい。
あと同タイトルのアルバムの方も出ていますので、興味ある方こちらもチェック。
2001.11.27 text by カズキ
7"