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坂本龍一『B-2 UNIT』 (1980)
坂本龍一が1980年に発表したソロ・アルバム。
当時はまだYMOも活動中で、確か 世界初のサンプリング・アルバム(本当だろうか)である『TECHNODELIC』か『B GM』を発表する時期で、大衆受けするただのシンセ・ポップ・バンド(っていう のが当時としては新鮮だったんだろうけどその時オレ生まれたばっかりだしわか んねえや)から実験的なバンドへ移り変わる(その後アイドルになっちゃったん だけど)過渡期だった。
しかしながらこのアルバムは当時のYMOよりもずっとア バンギャルドである。
多分、既に人気者だったYMOではできなかったんだろうこ んな事。基本的には当時のアナログ・シンセ(だってアナログしかないんだもん )とサンプリングだけで構成されているこのアルバム(ギター入ってるけどサン プルの音だから、多分)、今聴いても面白い。
「not the 6 o'clock news」など のかなり変態っぽい曲も入っているものの、ある程度のポップさは保っているし 、何より金属的で無機的なシンセの音色が面白いと思う。
さらにこのアルバム、 電気の卓球やケン・イシイ、そしてジャンルでは初期ヒップホップやダブに大き な影響を与えたらしい。数年前の雑誌のインタヴューでは卓球が「ヨーロッパの クラブに行った時、そこのDJが今でもこのアルバムの"riot in Lagos"をかけて いて驚いた」と語っていた。というわけで、さかもとりゅういち〜ぃ!?と食わ ず嫌いせずに、アナログ・シンセの音や変態サンプリング曲がお好みの人は聴い てみましょう。
万が一気に入らなくても僕は一切責任取りません。イェイ。
2001.2.15 text by ヒラノ
CD
椎名林檎『無罪モラトリアム』
敢えて買わないでいたこのCD、敢えて買って良かった。 ロックンロールである。ロケンロー!である。ロッケである。 こいつ絶対妖怪。千変万化の声、贅沢な爆音、バネの付いたリズム。 僕にとっては歯ぎしりモン(カケさん風)のアルバムだんだだん。キョエー! 歌詞の関係心理学(?)的な分野では、彼女が日本のロック界でのパイオニア的役割を果 たしていくことは間違い無いだろうよ。 だが、だが、だが、アレンジを「埋めている」のではなく「ただ重ねている」という印象は拭えないので、次回のアルバムでどういう方向に持ってくるか、それが国連軍の重要な仕事になっていく。 ギリシャもハンガリーもアテになんないしね、クリントンさん。 まぁこのとんでもない才能に対して、うかうかしてていいのだろうか僕らは、ということですな。
text by ジョン
CD(ALBUM)
Sigur Ros『Agaetis Byrjun』(2000 / FatCat)
衝撃だったあのSUMMER SONIC 2000のLIVE。さすがといえた。NMEの2000年度一番の期待を背負っているだけある。あのギターの弦をバイオリンを弾くやつで弾く素晴らしいパフォーマンスやあの透き通 ったボーカル。次の機会があれば必ず観て欲しいバンドのひとつである。そんな彼らは「Von」というアルバムを始め3枚本国アイスランドですでに出していて今回のアルバムはUKでは初のアルバムのはずです。MogwaiやGodspeed You Black Emperorが引っ張ってきたポストロックに絶妙なジャブを加えてきた彼らの勢いはこれからも見物です。クラブで大音量 で聴く「Seven-g-englar」はやばいですよ。
2000.11.02 text by カズキ
LP
Simian 『Watch It Glow』(2000 / Source)
恒例のちょっと遅くなったレビューなんだけど。
なにわともあれ、僕がこのレコードを買った理由はジャケ買い。
異国の旅の途中、林のなかで夕焼けにたそがれる風味なこのジャケの風貌にコメントも読まずして即購入。あとで見たんだけど、Badly Drawn Boyと比較されていました。
基本的に某レコード屋のコメントは信じていないのですが、今回はなかなかなんですよね〜。というかこのSimianの打ち出す音色はジャケに似合うほんわか味、ちょっとオリエンタルな印象を受けました。Badlyとはまた違う良さがあっていいんじゃないかな?
期待のバンド。心地よい空間でお聴きください。
2001.5.17 text by カズキ
12"
Simian『The Wisp EP』(2001 / Source)
前にも感じたことだけど、改めて想う。
バッドリーが引き合いに出されるバンドとはやっぱ思えない。
十分に彼ら独自の味わいが伝わりました。 最近のバンドの中でもここまで安心して新譜に手が出せるバンドはそう多くないと思う。
今、Sourceでも群を抜く素晴らしいバンドだと思います。 思う思う連発していますが、彼らの夢の世界は本当に居心地が良いです。
早く来日して欲しい。 あと前回もそうでしたが、ジャケがやっぱりいいね♪
2001.7.5 text by カズキ
12"
Slag Boom Van Loon『So Soon』(2001 / Planet Mu)
まず、驚く無かれ超豪華なリミックス陣。
Boards Of Camera、μ-Ziq、Mum、Four Tet、Tipper・・・、よだれこぼしていませんか?(笑)とにかくこれですでに内容は良いのが当たり前。
んで、Slag Boom Van Loonというのはμ-Ziqこと、Mike ParadinasとSpeedy Jのユニットです。それだけでもいかついユニットなんですが(笑)
僕的にはBoards Of Cameraのミックスが好きですね。心地よいダウンテンポと微妙な勢いが、今の僕にはぴったりです。
98年にも1枚アルバムが出てるらしいのでチェックしときたいとこです。
2001.6.1 text by カズキ
12"
Sloan 『Navy Blues』
所属レーベル・アンクレイブ閉鎖のために心配していた4枚目のアルバムが無事に出てとりあえずほっとした。アンクレイブはベル・セバも所属していたレーベルです。 前作と比べてよりポップのセンスを進化させてゆくスローンだが,でもでもしっかりとあのどこか寂しげな表情のあるスローン節は変わっていない。彼らのポップはほとんどの聞き手に気に入るようなポップではない,なんかどこかにダークじみたものがつきまとっている。
ポップってなんか楽しげじゃないですか?だから,人の好みによると思うんだけどチャートではなかなかどうしてっていった感じ。そんな彼らの精神は貫いていてカッコイイ。
こんな切ない部分のあるポップソングにどっぷり漬かってみるのもいいもんだ。
text by カズキ
LP
SONIC YOUTH『DIRTY』 (1992 / DGC)
92年作の、ゲフィン移籍2枚目のアルバム。SONIC YOUTHは前作(そしてメジャ ー・デビュー作)『GOO』で一挙にその認知度を拡げたわけだが、このアルバム ではさらに開放的(?)かつキャッチーな音を聴かせる。
プロデュースとミック スは前年の大ヒット作『NEVERMIND』の立役者ブッチ・ヴィグとアンディ・ウォ レス(プロデュースはブッチとバンドの共同ね)で、彼らのようなバンドがこう いった人選をするのは今となっては意外な気もする(まあゲフィンに決められた のかもしれないけど)。その為か、バンド自身は『GOO』やこの『DIRTY』を「作 らなければよかった」と語り、気合いの入ったSONIC YOUTHファンには『DIRTY』 が好きだなどと言ったが最後、「ちっちっ、わかってねーなぁ。いいか、SONIC YOUTHはだなぁ、やはりSST時代の・・・」などと能書きを垂れられてしまうハメ になる。
でも僕はこの作品以外にいいアルバムがあるという事を前提にしても、このアル バムが好きだ。確かに彼らのディスコグラフィの中でもとびきりポップで抜けの 良い楽曲群は、彼らの前衛性や実験性を愛するファンたちには物足りないかもし れないが、ノイズや微妙なテンションを含んだ音をアナログ楽器だけで叩き出しつつも親しみやすいロックンロール(あまり使いたくない言葉だが)として成立 させてしまう彼らの才能には感服する。
まあSONIC YOUTH聴いた事ないけど興味 あるっていう人にはこのアルバムから入る事をすすめるかな。責任取らないけど 、やっぱり。
2001.2.20 text by ヒラノ
LP
Spacek『Curvatia』(2001 / Universal Island)
UkでもやたらとJazz Djがかけまくっていて、ちょっと気になっていたSpacekのデビューアルバムです。 ここ最近、僕は新たに聴くジャンルが拡がりつつあって、今までの僕には無いジャンルの音なんですが、Spacekは。
簡単に言うと、R&Bに他の要素を取り入れたような感じなのだけど、とてもソウルフルでダウンテンポな音の中心にすごく深みがあります。なんて言ったらいいんでしょうか?とってもモダンで柔らかみと美しさが共有しています。
2タイトルのシングルカットもしているので(デビューシングル「Eve」はいいですよ!)是非そちらの方も聴いていただきたいものです。音響設備のいいところで聴くとかなり気持いいかも。
2001.6.13 text by カズキ
LP
SPEARMINT『A trip into space e.p.』(1998)
やっと手に入れたよ〜〜〜〜♪(99・04・29) すごく欲しかった。 ずっと前になるけどclub Kでこのバンドのこの曲と出会ってからというもの僕は常にレコード店に行くとスペアミントが頭の中から離れなかった。 この流れるような曲の構成とピアノ。 そしてShirey leeのささやくようなボイス。 絶対誰でもこの軽快なリズムで踊らずにはいられなくなるよ! そんな気にさせちゃうようなポップソング。 こんなスペアミントの1ミーハーとしてこれからも彼らを応援し続けていくだろうし踊り続ける。 あっ,そうそうもうすぐ来日。 ところでスペアミントなんでシフトレコーズとあんなに繋がりあるの? ちなみにアルバムの方に入ってるこの曲よりこっちの方が断然いいっす!!!
text by カズキ
7"EP
Squarepusher『big loada』
取りあえず、取りあえず、町を出ていくのではなくて、1曲目の「ajourney to reedham」を聴きましょう。この曲を聴いてシビれない人間には、金は借りない。もし借りても、返さない。最近のトムはジャズ寄りになったとかそんなことはどうでもいいから、この曲を聴いてほしい。一気に目の前が広がる(はず)。もしくは一気に胃の中が逆流する(はず)。この曲のような無邪気さというか、テクノを媒体とした希望を、僕は一生追い求めるんじゃねーかなぁ。だからテクノは面 白い。だから踊りながら泣けるんだよ、人間は。
text by ジョン
Starsailor『Fever』 (2001 / Chrysalis)
「NME Carling Awards The Tour」でもJJ72やAlfieなど話題の面々と素晴らしいLiveを披露し、今日本にも旋風を巻き起こしているStarsailorのデビューシングルです。
最初聴いた感じ、なんの感想も残らず「う〜ん、ありがちだなぁ〜」とも思いましたが何回か聴いているうちにちょっとヘビーローテーションになってしまいました。
というのも彼の声が素晴らしい。1970年の名作Tim Buckleyの「Starsailor」からバンド名が来ているらしいのですが、Tim Buckleyに負けずと劣らない彼の歌唱力は引きつけるものがありますよ。
Hefner節とMuseのボーカルを足したような感じというのが僕の率直な感想です。
想像力が沸きそうな一枚です。最高!
2001.3.9 text by カズキ
7"
Starsailor 『Goodsouls』(2001 / Emi Records)
「Fever」で一躍有名になったStarsailorの2Ndシングルです。
タイトル曲聴いて、最初に最初に少しの落胆を感じた。 良いんだけど1Stのようなオリジナリティーが感じられない。 なんかVerveとMuseを足したような...そんな感じ。
最近Ukのこの手の新人、すごく多いけど結構、1発目だけが凄くいいっていうのも多いと思う。 ちょっとガッカリです。でも、B面を聴いた時点で、その気持ちもかなり和らぎます。アルバムには期待してます!
ところでこのシングル、たしかリミキサーにEchoboyとTwo Lone SwordsmenのMixがあるはずなのですが7インチには入ってません・・・。
マキシも買えということですかね(笑)

※調べた結果12インチのフォーマットが限定であるらしいよ。これに収録されています。
 これは意地でも手に入れたい!
2001.5.11 text by カズキ
7"
Starsailor 『Goodsouls』(2001 / Chrysalis)
手に入れましたよ!Starsailorの12インチプロモ。
前にNewsでも紹介しましたが、Echoboy、Two Lone Swordsmen、Soulsaversがリミックスしております。 これがまた素晴らしい!!!もう何も言うことがありません。
一つ驚いたのはEchoboyが意外と原曲に忠実にリミックスしてることくらいですか。 でもサイケ感漂ってて途中の曲のブレイクはたまりません。
SoulsaversはDeath In Vegasのようですごく好感触。 Two Lone Swordsmenは言わなくても分かりますよね(笑) Six By Sevenの時程ではありませんがよ原曲残っておりません、最高です。 どの曲もフロア向きですよ。ある内に買いましょう!
なお、SCDには無いMixもあるので12インチのフォーマットで買うことをオススメします。
2001.6.7 text by カズキ
12"
STEVIE WONDER『IN SQUARE CIRCLE』
STEVIE WONDERはどのアルバムもいいんですけど、このアルバム、レコード300円で買えます。だからといって、内容が悪いわけがない。「PART-TIME LOVER」もーこれだけでも300円の価値はあるでしょう。[YOU AND ME, PART-TIME LOVERS](君と僕 パートタイムの恋人同士)なんて歌詞がある名曲です。また,後半には「OVERJOYED」まで入っているとゆーすてきな内容。こんないいレコード300円で買えるんで皆さん買ってください 。
フリーマーケットなんかに行ったらゴロゴロありますから。
text by オカコウ
CD(ALBUM)
Suede『Stay together』
さっきヴァーヴでクソ堅い文章書いたから、なんか、書きづらい。えー、世の中にはたまに奇跡がおこる。 これもその一つ。ブレッド・アンダーソンとバーナード・バトラ−の感性、あるいは性欲、食欲、金利が頂点で交わったとき、誰も近付くことのできない尊師じゃなかった尊大なものが、この次元に降り立った。 あ、このEPの2,3曲目は、B面じゃないよ、A面。全曲A面。誰が何と言おうとA面。おい、それは違う、それはザー‥‥(自己規制)。これで1500円。インフラでも起こらない限り、1500円。ソニーは何を考えてんだ。ソニーは。極めて退廃的。極めて近未来的。極めて俺的。だからものすごく好きなんだけどね。もう300回以上は聴いた。多分。核戦争はまず起こらないけど、これらの曲の歌詞のような世界が現実となるのなら、それもいいかな、と考えさせる1枚です。
text by ジョン
12"EP
The Supernaturals『It desn't matter anymore 』(1997)
スーパーナチュラルズ。確かにすっごい自然体なバンドって感じだ。彼らのデビューアルバムです。 ジャケ好きです。 嫌みもくそったれも何もないサルの笑顔がそこにある。そうスマイル。 彼らはM2『SMILE』で「みんな笑おうよ!』と何度も何度も呼びかけている。 誰でも笑顔が嫌いな人なんていないだろう。 かといって他の曲が落ちるわけじゃないよ。 捨て曲無しですもん。家で聴くのもよし,clubで聴くのもよし。みんなでスマイル。 そこにはきっとマクドでも見れない笑顔があるだろう。そんなナチュラルを彼らは求めているんだろう。あくまでも自然体で。一家に1スマイル(笑)
text by カズキ
LP
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